沸かせば沸かすほどいい、という「まやかし」。2/2

 

前回の記事の続きです。

 

前回は

美味しい紅茶をいれるために必要なのは
「汲みたての水道水を使い、完全に沸騰した沸かしたてのお湯」

というトコロまででした。

 

完全に沸騰した沸かしたてのお湯

という部分については理由と一緒にお話していますが、急に(笑)増えた

汲みたての水道水

という条件についてお話しますね。

 

コレについても、すべては美味しい紅茶をいれるのに最適な

空気を十分に含んだお湯

を用意するため、と考えてください。

 

汲みたての水道水には、空気が十分に含まれています。

それを適切に沸かせば、空気を十分に含んだお湯になります。

 

一方で
沸騰のお湯」や「沸かしまくったお湯」は、沸かしている間に「必要以上に」空気が逃げてしまっています。

「汲み置きの水」でもそうです。
「買ってくるお水」もそうです。
 ↑だってエヴィアンに住んでないでしょ?

「水道水そのまま飲むのいやだな」という方は浄水器を通していても大丈夫ですが、

こと紅茶に関して一番重要なのは空気、空気、空気なんです。
(重要すぎて3回言いました。)

 

つまりですよ?
水道をひねれば新鮮な飲んでもいい水が出てくる私たち日本在住者ってすっごくラッキーなんです。

なんせ、飲みたい!と思ったら自宅ですぐに美味しい紅茶にありつける環境なんですから。

(海外在住の方は、その国の事情にあわせてお考えを)

 


「抽出時間」「茶葉の量」に加えて「お湯」についてもおさえていただけたので、
アナタのおうちはもうほぼほぼカフェに変わります。

 

だまされたと思ってぜひやってみてください。だましてないけど。

もっとふかーーく知りたい方はレッスンにぜひ!